プリント基板CAD : DRC/MRC設定

文字角度

「文字角度」の設定では、チェックの対象とする層及びび文字角度・反転の指定を設定することが可能です。

DRC/MRC設定画面の開き方はDRC/MRC設定についてを参照してください。

項目名 内容

Top/Bottom

「MRC:文字角度」によるチェックの有効/無効を切り替えることが可能です。

チェックあり:チェック有効
チェックなし:チェック無効

対象層

文字角度・反転状態のチェックを行う対象層を指定することが可能です。
ここで指定された層内のReference/属性文字/文字がチェックの対象となります。

:チェック対象層を追加できます。
:選択したチェック対象を削除できます。

カスタイマイズ層を含め、Top層/Bottom層の基板上に明示的に存在する各層を追加することが可能です。

文字角度許可

PCBシート上で配置を許可する文字角度を指定することができます。
「0」「90」「180」「270」の角度毎に許可設定を行うことが可能です。
チェックを入力することで該当の角度での配置が許可されます。
許可されていない角度の文字が配置されていた場合、「MRC:文字角度」にてエラーが検出されます。

また、ここでは文字の反転を許可することも可能です。
「反転」にチェックを入力することで文字の反転を許可し、エラーの対象外とすることができます。

部品やフットプリントのReference(リファレンス、参照名)、配置されているテキスト文字の配置角度をチェックします。
チェックのない角度で設定されたReferenceやテキスト文字をエラーとして検出します。

Top層にて反転・Bottom層にて反転なしも「反転エラー」として検出されます。
非表示のオブジェクトは検出の対象外となります。

文字角度のチェックを行う対象層の設定を行います。
対象層の設定方法
実際の設定を行います。
  「Top」「Bottom」のチェックボックスで文字角度の確認を行うかどうかを決めます。
  【追加】を押すと「対象層の選択」として指定可能な層がリストされます。
文字角度をチェックしたい層を指定してください。
※リストにはカスタイマイズ層を含めて選択可能な層のみ表示となります。
  文字角度においてチェック不要な層は選択し【削除】を押すことでチェックの対象層から外すことが可能です。