禁止領域自動作成は、基板外形(Other:Board)に対してオフセットを設定して禁止領域を自動作成する機能です。
基板の縁などに禁止領域を設定したい時に便利です。
禁止領域を自動作成できる基板外形の対象は、ライン、矩形、円弧などで構成された閉図形です。
禁止領域作成前 |
禁止領域作成後 |
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基板外形にオフセットを設定して禁止領域を自動作成する方法をご紹介します。 |
(2) |
右クリック
→【禁止領域自動生成】をクリック |
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(3) |
設定ダイアログが開き、各設定をして【OK】をクリック |
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「層」は“物理層”指定で指定した層単独の禁止領域を作成
“Other”指定で全層を対象とした禁止領域を作成 |
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「オフセット」の数値は基板外形内側の場合は正数(「1.0」など)、基板外形外側の場合は負数(「-1.0」など)で指定してください。 |
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「オブジェクト」は作成する禁止領域の種類をチェックで指定
各種禁止領域についてはこちら |
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設定したオフセット分の禁止領域が自動作成されます。 |
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基板内の穴などの縁から外側に禁止領域を設定する場合は負数で入力してください。例) -0.3など
「Keepout(Route)」の『配線禁止領域』は導通オブジェクトとして“ドリル”も禁止されます。
取付穴なども対象となりますので、エラー検出された際には状況を確認した上で「DRC結果」タブにて『対応状況:承認済み』としてご対応ください。