Quadcept : 部品の作成方法

STEP3: 属性を入力

属性とは、部品の定格や乗数、メーカーなどの情報を設定する作業になります。(10V,50V,250V,10K)
属性は回路図上に表示を行ったり、部品表に出力することができます。
任意に必要な項目を追加して、値を設定ください。属性には日本語の入力も可能です。

属性入力例

属性にURLを入力することも可能です。
データシートのリンク先などURLで入力しておくと、簡単にブラウザで確認できるので便利です。

デフォルト属性について

Quadceptではデフォルト属性として以下の属性が予め登録されております。任意に属性の追加/削除を行う方法につきましては部品属性の追加/削除方法をご確認ください。

属性名 内容

Value

メーカー品番や抵抗値等の入力に使用します。

Chip1Stop Part Number

Chip1Stop社が持つ部品のPart Numberを入力します。Part Numberを登録しておくことでChip1Stop社が持つ最新の部品情報を確認したり、Quadceptから部品の発注を行えるなど、部品連携の機能を使用することが可能となります。

Digi-Key Part Number

Digi-Key社が持つ部品のPart Numberを入力します。Part Numberを登録しておくことでDigi-Key社が持つ最新の部品情報を確認したり、Quadceptから部品の発注を行えるなど、部品連携の機能を使用することが可能となります。

RS Components Part Number

RS Components社が持つ部品のPart Numberを入力します。Part Numberを登録しておくことでRS Components社が持つ最新の部品情報を確認したり、Quadceptから部品の発注を行えるなど、部品連携の機能を使用することが可能となります。

Mouser Part Number

Mouser Electronics社が持つ部品のPart Numberを入力します。Part Numberを登録しておくことでMouser Electronics社が持つ最新の部品情報を確認したり、Quadceptから部品の発注を行えるなど、部品連携の機能を使用することが可能となります。

CoreStaff Part Number

コアスタッフ社が持つ部品のPart Numberを入力します。Part Numberを登録しておくことでコアスタッフ社が持つ最新の部品情報を確認したり、Quadceptから部品の発注を行えるなど、部品連携の機能を使用することが可能となります。

ElectricalPartType

部品タイプを入力します。タイプはプルダウンメニューから選択が可能です。

MountType

実装タイプを入力します。タイプはプルダウンメニューから選択が可能です。

PCBFootprint

フットプリント名やパッケージ等の入力に使用します。

これらデフォルト属性は、他機能と連携しているシステム属性のため任意に削除することはができないものとなります。

デフォルト属性は項目名の背景色「灰色」で表示されております。

部品新規作成時のデフォルト属性は部品属性設定画面にて設定が可能です。
詳しくは部品属性をご参照ください。

部品属性の追加/削除方法

部品に定格や乗数、メーカーなどの属性を追加/削除する方法をご紹介します。
属性は必要に応じて制限なく入力できます。部品表出力や部品の情報を確認するためのもので、入力しなくても問題ありません。

追加された属性項目は背景色「緑色」で表示されます。

部品属性の追加方法(新規)
部品属性の追加方法(リスト)
部品属性の削除方法

部品属性の追加方法(新規)
属性名を新規に入力し、部品属性を追加する方法をご紹介します。
(1) 【追加】
→【新規】
をクリック
(2) 属性名を入力し、【OK】をクリック

入力した名称で部品属性が追加されます。

※追加された属性項目は背景色「緑色」で表示されます。

(3) 「値」を入力

 

部品属性の追加方法(リスト)
部品属性をリストから選択し、追加する方法をご紹介します。
(1) 【追加】
→【リスト】
をクリック
(2) 『属性リスト』のプルダウンメニューから表示する“リスト”を選択

⇒『属性リスト』で選択した“リスト”の内容が一覧に表示されます。
(3) 一覧から追加したい属性を選択し、「OK」をクリック
属性を【ダブルクリック】でも属性項目を追加できます。

選択した属性が追加されます。

※追加された属性項目は背景色「緑色」で表示されます。

(4) 「値」を入力
※「属性の並び順を更新する」にチェックを付けることで、リスト内の全項目を並び順も含めて部品に追加することが可能です。
※また、「属性リスト」は『部品属性』設定画面から編集することが可能です。
 詳しくは、『部品属性』をご確認ください。
※『部品属性』画面は「属性リスト」横の“歯車アイコン”をクリックでも開くことができます。

Quadceptはオンライン電子部品大手、Digi-Key、Chip1Stop、RS Components、Mouser Electronics、CoreStaffの5社と部品情報データベースを連携しており、各社のPart Numberを対応する属性に入力することで各社が持つ部品の詳細情報を部品画面から確認したり、各社ウェブサイトでインポート可能なBOMファイルを出力することが可能となります。部品連携機能の詳細につきましては、こちらをご確認ください。

 

部品属性の削除方法
部品属性を削除する方法をご紹介します。
(1) 削除したい属性を選択
(2) 【削除】をクリック
選択した属性が削除されます

 

属性画面について

属性画面

項目 内容

表示

設計シート上での属性の表示/非表示を切り替えることができます。
チェックあり: 部品属性を表示
チェック無し: 部品属性を非表示

「i」アイコン

各社の部品を検索することができます。
また、Part Numberを登録しておくことで部品の詳細を確認することが可能です。

追加(新規)

属性名を入力し、部品属性を追加することができます。

追加(リスト)

部品属性をリストから選択し、追加することができます。

削除

選択した部品属性を削除することができます。

上へ

選択した属性を上へ移動することができます。

下へ

選択した属性を下へ移動することができます。

 

属性追加画面について

属性追加画面

項目 内容

属性リスト

属性リストの選択ができます。
リストを選択するとそのリストに含まれる部品属性が下部に表示されます。

属性一覧

「属性リスト」で選択されたリストに登録されている部品属性が表示されます。

属性の並び順を更新する

チェックを付けることで、「属性一覧」内の全項目を、並び順も含めて部品に追加することが可能です。

全選択

「属性一覧」内の全部品属性を選択します。

全解除

「属性一覧」内の全部品の選択状態を解除します。

OK

選択した部品属性を部品に追加します。

キャンセル

属性の追加を行わずダイアログを閉じます。

「属性リスト」右側にある『歯車アイコン』にて“部品属性”設定ダイアログを開くことが可能です。
詳しくは部品属性をご参照ください。