Quadceptでは、OrCADで使用していた回路図データおよび部品データ(注1)をEDIF200形式を使用して一括でコンバートできるので、流用設計、変更/修正が容易に可能です。設計資産を活用し、CADの乗せ換えが容易に実現できます。
※注1:部品データはライブラリファイルを指すものではなく、回路図上に配置されている部品のデータとなります。
ライブラリファイルはバイナリーデータとなりますので、そのままコンバートすることは不可となっております。
回路図上に部品データを配置し、回路図をASCII形式に保存(出力)することでコンバートが可能となります。
対応OrCADバージョン
OrCAD (Version10)
※上記以外のバージョンもコンバートできる場合がございます。
また、お客様のデータ作成によっては、一部変換できない場合がございます。その場合は、フォーラムよりご相談ください。
OrCADでの操作方法(EDIFファイルの出力)
1)OrCADのメニューにてFile⇒Export Designを選択。
2)EDIFタブにてConfigration Fileに【CAP2EDI(Quadcept).CFG】を選択して、出力。
Quadceptでの操作方法
OrCADから出力したEDIFファイルをコンバートする方法をご紹介します。 |
(1) |
【ファイル】
→【データコンバート】
→【回路図】
→【OrCAD Capture [EDIF]】をクリック |
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「ファイルを開く」画面が開きます。 |
(2) |
ファイルを選択して、「開く」をクリック |
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ステータスバーに進捗状況を示すプログレスバーが表示されます。 |
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完了するとメッセージが表示されるので「OK」をクリック |
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コンバートされたプロジェクトがプロジェクトウィンドウに表示されます。 |
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開くと回路図が確認できます。 |
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回路図上の部品データを保存するには【部品抽出】を行って保存してください。
※注意事項※
・この時点ではデータは保存されていません。保存する場合はプロジェクトの保存処理を行ってください。