次に高さ制限領域の入力を行います。
Quadceptでは高さ制限領域を作図することで高さ制限以上の高さ設定を持つ部品の配置を禁止します。
高さ制限領域に高さ制限以上の高さの部品領域を持つ部品が配置されている場合、DRCのエラー対象となります。
物理層(Top,Bottom,内層)に配置すると対象層は配置された物理層のみ。
Other層に配置すると全層を対象として禁止します。
(1) |
【PCB作成】
→【高さ制限領域】
→【多角禁止領域領域】
を選択 |
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その他「矩形高さ制限領域」「円高さ制限領域」が選択可能です。 |
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(2) |
高さ制限領域を作成 |
※ |
作図の方法はベタと同様ですので、ベタ作図時の各種作業を参照してください。 |
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(3) |
作成した高さ制限領域をダブルクリック
⇒「高さ制限領域」ダイアログが表示されます。 |
(4) |
高さ制限領域設定を行う |
※ |
高さ制限設定の詳細については、高さ制限領域設定をご参照ください。 |
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高さ制限領域設定
禁止設定
項目 |
内容 |
高さ制限
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領域内に配置された部品の部品領域高さが制限以上であればDRCでエラーとします。
⇒高さ制限が「0」の場合、すべての部品配置を禁止します。
⇒高さ制限が「3」の場合、部品領域の高さが3mmより高い部品の配置を禁止します。
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層設定
項目 |
内容 |
対象層
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高さ制限領域の対象となる層を設定します。
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クリアランス設定
項目 |
内容 |
追加クリアランス
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高さ制限領域の範囲を追加で設定することができます。
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