デザインルール領域は、DRC設定項目の中で基板全体ではなく層や領域毎にデザインルールが異なる場合に領域を設定し分けて定義することができます。
コネクタやFPGAなどの狭いピッチの箇所や電源回路の一次側の沿面距離が必要な個所などに使用します。
デザインルール領域別にデザインルールを設定できる項目
デザインルール領域の対象となるオブジェクトは「完全にルール領域内に収まっている」ことが適用条件です。
クリアランス
配線
ティアドロップ
動的ベタ接続
デザインルール領域の作図方法と、デザインルール領域別にDRCを設定する方法 |
(1) |
【PCB作成】
→【デザインルール領域】
→【多角形デザインルール領域】
または
【矩形デザインルール領域】
または
【円デザインルール領域】
を選択 |
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(3) |
作図したデザインルール領域を選択 |
(4) |
「層」「領域名」を入力
※デザインルール領域をダブルクリックしたデザインルール領域画面からも設定できます。 |
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(6) |
対象のデザインルール領域を選択し、「OK」をクリック
※今回のサンプルでは(4)にて領域名「FPGA」と設定されております。
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(7) |
指定したデザインルール領域用の設定枠が追加されますので、デザインルール領域内の設定を選択
※事前に「詳細設定」タブにて『FPGASetting』という名称で設定を追加してある状態
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「FPGA」のデザインルール領域内では「FPGASetting」が適用されます。 |
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