Quadceptではフットプリント作成時に放熱パッドを『静的ベタ』にて作成が可能です。
部品内の放熱パッド(銅箔)のネットを連動するパッドを指定することで設定し『静的ベタ』にて作成することができます。
ベタ作図の詳細はベタの作図をご参照くださいませ。
部品(フットプリント)に『静的ベタ』にて放熱パッドを作図する方法をご紹介します。
直接『静的ベタ』の作図にて任意形状を作図も可能ですが、以下にはサイズを指定しベタへと変換して作図する方法を記載します。 |
(1) |
※部品端子のパッドを先行して配置
作業層は「Top:Electric」に設定
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(2) |
【作図】
→【矩形】を選択し“矩形”を作図 |
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(3) |
作図した“矩形”を選択し
「プロパティ」ウィンドウの
『幅』『高さ』に放熱パッドのサイズを入力 |
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作図した“矩形”を掴み
放熱パッドの位置に配置 |
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(5) |
作図した“矩形”を選択した状態で
【右クリック】→【塗りオブジェクトに変換】
→【静的ベタに変換】を選択
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(6) |
変換前のオブジェクトを削除しますか?
のメッセージが表示されるので【はい】を選択
静的ベタが作成されます。
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作成された静的ベタを選択し、
「プロパティ」ウィンドウの『アサインパッド』にて同一ネットを持つべき端子のパッドを指定
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(8) |
※放熱パッドのレジスト開口を作成する
作業層は「Top:Solder」を指定
【PCB作成】
→【オフセット図形作成】を選択
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「オフセット図形作成」ダイアログにて
『オブジェクト:塗り図形』
『ギャップ:任意数値』
『作成数:1』
『選択方法:通常』
にてソルダレジストのデータを
オフセット図形として作成
※オフセット図形作成の詳細はこちら
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(10) |
ネットの設定が部品端子のパッドと連動した放熱パッドが完成 |
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直接『静的ベタ』を作図する際には、最初にネット連動する「アサインパッド」をクリックで指定してから作図します。