プリント基板CAD : DRC/MRC設定
MRC実行項目設定
MRC実行時にチェックを実行するかを選択できます。
MRC実行時に出てくるダイアログと連動しており、設定値を引き継ぐ動作になっています。
DRC/MRC設定画面の開き方はDRC/MRC設定についてを参照してください。
項目
項目名 | 内容 |
MRCのチェックを実行するかを選択できます。チェックが入っている項目のみMRCを実行します。 |
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エラータイプ |
MRC実行時のエラータイプを「Error」「Warning」から選択できます。 |
種別と確認内容 |
確認内容が記載されています。 |
種別と確認内容について
種別 | 確認内容 | マーク | 説明 |
クリアランス違反を確認しますか? |
■エラー確認種別:クリアランス違反 「対象層」において「クリアランス」が保てていない場合にエラーを検出します。 実測値:違反クリアランス |
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Referenceの配置数、配置層を確認しますか? |
■エラー確認種別:Reference配置数違反 「対象層」に配置されている各部品/フットプリントのReference数が0個、もしくは2個以上の場合にエラーを検出します。 実測値:Reference配置数 「チェック対象層」の指定は「MRC設定」の「Reference」の項目にて行うことが可能です。 ■エラー確認種別:Reference配置層違反 Referenceの配置層(物理層)が、部品/フットプリントの配置層(物理層)と異なる場合にエラーを検出します。 ■エラー確認種別:Reference表示違反 Referenceが非表示となっている場合にエラーを検出します。 |
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Reference/属性文字/文字の配置角度、反転を確認しますか? |
■エラー確認種別:文字配置角度違反 「対象層」のReference/属性文字/文字が、許可されていない角度で配置されている場合にエラーを検出します。 実測値:配置角度 ■エラー確認種別:文字反転配置違反 「対象層」のReference/属性文字/文字が、許可設定無く反転して配置されている場合にエラーを検出します。 「チェック対象層」の指定、及び文字角度/反転の許可は「MRC設定」の「文字角度」の項目にて行うことが可能です。 |
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ソルダレジスト/ペーストが存在するか確認しますか? |
■エラー確認種別:レジスト有無違反、メタルマスク有無違反 「対象層」においてパッド、ビアにソルダレジストが存在しない場合、SMDパッドにペーストが存在しない場合にエラーを検出します。パッド、ビアを確認し、ソルダレジスト、ペーストを設定するか、除外部品に追加してください。 |
オプション
項目名 | 内容 |
表示画面内のみクリアランスの確認を行う |
現在表示しているエリアのみクリアランス違反の確認を行います。 |
エラー上限数 |
MRC実行時のエラー検出の上限数を設定できます。エラー項目が多くMRC実行に時間がかかる場合などは、制限することで確認が容易になります。 |