Quadcept : 部品の作成方法

番外:その他属性設定

部品には、「属性」として部品の型番や定格や乗数、メーカーなどの情報の他に「高さ情報」や「更新対象外」「非表示」などの設定を行うことが可能です。

部品で設定した高さの情報は、フットプリントで設定した高さ情報より優先されます。

属性入力例

その他属性設定について

Quadceptでは「属性項目」の他に「高さ情報」や「更新対象外」「非表示」などの設定があります。

属性名 内容

MaxHeightTop

部品のTop層の高さ情報となります。
※チェックすることで有効となり、この高さ情報はフットプリントに設定された部品領域の持つ高さ情報より優先されます。

MaxHeightBottom

部品のBottom層の高さ情報となります。
※チェックすることで有効となり、この高さ情報はフットプリントに設定された部品領域の持つ高さ情報より優先されます。

Reference更新の対象外にする

【Reference更新】の対象外となり、現在のReferenceを維持します。

Referenceを非表示にする

シート上のReferenceを非表示として、PCBではガーバー出力からも除外されます。

機構部品に指定する
(ネットリスト対象外)

部品を機構部品に指定し、ネットリストの対象外とします。
ネットリスト対象外となることで【PCB転送】【アノテーション】からも除外されます。

非実装部品に指定する

非実装部品として指定します。
非実装部品に指定することで、【部品表出力】時に部品表から除外するか否かを設定が可能です。
※非実装に指定された部品は回路図上では非実装マークが表示され部品を見分けることが可能です。

部品表出力の対象外にする

非実装とは別の設定として強制的に【部品表出力】から除外する対象となります。

部品作成や編集の際に設定可能です。
また、高さ情報(MaxHeightTop,MaxHeightBottom)以外は設計シート上でも設定が可能です。
※「機構部品に指定する(ネットリスト対象外)はPCBシート上では不可。