Quadcept : コイル L-Inductors
デバイスタイプ コイル L-Inductors
デバイスタイプ コイル L-lnductorsについて、ご説明します。
spice値とパラメーター設定
spice値には"容量値"をに入力します。パラメーターには、等価の直列抵抗、並列抵抗、並列分流容量、並列の数、初期電圧、温度を指定することが可能です。等価回路は下記になります。
コイルの内部構造
項目 | 内容 |
---|---|
spice値 | 容量値を入力します。 ※Hは省略 例 10u 220n |
パラメーター ※省略可能 |
等価の直列抵抗、直列インダクタンスの分流抵抗、並列抵抗、並列分流容量、並列単位の数、温度、初期電圧を 入力します。※初期電圧は時間軸解析でDC動作点の"解析を省略"にチェックがある場合にのみ有効 直列抵抗 Rser=値 並列抵抗 Rpar=値 並列分流容量 Cpar=値 並列単位の数 m=値 温度 temp=値 初期電圧 ic=値 例 Rser=10 Rpar=5 Cpar=3p m=1 temp=27 ic=5 Rser=10 Rpar=5 Cpar=3p |
Spiceピンオーダー設定
Spiceピンオーダーは、+電圧側のピンに"n1"、-電圧側のピンに"n2"と設定してください。
Spiceピンオーダー | シンボルピン番号 |
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n+ | +電圧側のピンを設定 |
n- | -電圧側のピンを設定 |
※設定が逆の場合、LTspice連携後の電流値がマイナスに表示されるので注意してください。