NCドリル表印刷（カスタム）はPCBドキュメントにNCドリル表を自動作成する機能です。
「Other」層に作成することができる為、寸法線を追加したり表をカスタマイズしたり自由に編集することができます。
重ね合わせての確認や、ガーバーデータやDXFデータとして出力することができます。

NCドリル表作成（カスタム）例

※ドリルの公差：±0.00は製造不可能なため、一般的に公差を指定しない（標準公差で製造）として空欄となります。

 

NCドリル表作成（カスタム）

NCドリル表作成（カスタム）の実行方法を下記にご紹介します。

(1) 【プロジェクト】 →【NCドリル】 →【NCドリル表作成（カスタム）】 をクリック ⇒「層選択」画面が開きます。

(2) 作成する層を設定 右側チェックボックスで出力の有無を選択できます。 ※作成層が存在しない場合は「Other」層に自動作成されます。 (3) 「OK」をクリック

(4) ドリル表が作成されます。

Other層に指定した層が自動作成されます。   ※作成層にオブジェクトが存在するときは、データを消して再作成になります。 ※ラインとテキストオブジェクトで自動作成されるので、自由に編集できます。

(作成前）　　　　　　　　　　　　(作成後）

NCドリル表の設定はPCB設定のNCドリル表から行って下さい。

 

NCドリル表作成（カスタム）画面説明

項目名	説明
名称	出力対象の名称を表記しています。 ※めっき有り／無しについてはドリル表設定の「めっき有無で出力を分ける」でチェックが入っている場合のみ出力対象となります。 例） TH ：めっき有り NTH ：めっき無し Top-2：Top層から2層目までのドリルを表しています。
作成層	Other層に出力する層名を表示しています。
チェック	出力の有無を選択できます。