NET CHANGER : 操作方法

ネットリスト照合

ネットリスト照合方法
回路図変更前と変更後や、元回路図とPCB設計からの逆ネットリスト照合ができます。
比較オプションを多く用意しているため、ご希望の照合結果が確認できます。
(1) 「ファイルを選択」ボタンから基準のネットリストを読み込む
※ブラウザの種類によってボタンの表示が異なることがあります。
(2) フォーマットが自動選択されます。
フォーマットをプルダウンメニューから選択することもできます。
※複数のフォーマットで読み込みが可能な場合は候補が表示されます。
候補が消えてしまった場合は、右上の
アイコンから再表示させることができます。

(3) 「ファイルを選択」ボタンから基準のネットリストを読み込む
※ブラウザの種類によってボタンの表示が異なることがあります。
(4) フォーマットが自動選択されます。
フォーマットをプルダウンメニューから選択することもできます。
※複数のフォーマットで読み込みが可能な場合は候補が表示されます。候補が消えてしまった場合は、
右上のアイコンから再表示させることができます。

 

(5) オプションの指定を行います。 オプションを設定するには「ネットリスト照合のオプションを設定される場合はこちらをクリックして下さい。」をクリックしてオプションを開いてください。
  オプションを入力します。
オプション画面を閉じるには
右上のアイコンをクリックください。

オプションの詳細は比較・照合オプションの詳細をご覧ください。
(6) 「実行」ボタンを押下。
  比較・照合が行われます。
オプションにオプション設定の内容が表示されます。
==基準ネットリスト==
に基準ネットとして読み込んだネットリストの情報が
==比較ネットリスト==
に比較ネットリストとして読み込んだネットリストの情報が表示されます。
比較・照合の結果は結果欄に表示され、詳細な内容が一覧で表示されます。
(7) CSVファイルをダウンロード保存したい場合は「CSVダウンロード」ボタンを押下
HTMLファイルとしてダウンロード保存したい場合は「HTMLダウンロード」ボタンを押下ください。
(8) ダウンロード画面が表示され、ダウンロードを行うことができます。
※ダウンロード画面はブラウザの種類やバージョンによって異なります。

照合オプションの詳細

項目 内容

比較

ネットリスト照合を行う基準を選択できます。
「つながり」の場合、ネット名が変更になった場合でも、ピンとピンのつながりを基準として照合をおこないます。
「ネット名」の場合、ネット名を基準に照合を行います。ネット名が一致する場合はこちらを選択ください。

選択候補:「つながり」「ネット」

ソート

比較結果のソートする基準を選択できます。

選択候補:「基準ネット」「比較ネット」「基準ネットのみ」「比較ネットのみ」「一致」

つながりを表示する

照合時、差分として検出されたピンの、以前のつながりや現在のつながりを表示します。
CN1.6<-VCCの場合、CN1の6番ピンが以前はVCCに接続されていたことを示しています。
CN1.6->VCCの場合、CN1の6番ピンがVCCへの接続に変更されたことを示しています。

大文字・小文字を区別する

Referenceやネット名に対して大文字や小文字の区別をして照合を行うことが可能です。

同一ネットを表示する

照合時に差分のあるネットの、一致しているピン情報についても表示します。

比較対象外参照名

テストポイントなどの参照名を比較対象から除外できます。
比較対象から除外したい参照名を半角スペース区切りで指定してください。
 

参照名を指定  ->  完全一致(数値部分含む参照名を対象とする)
例)TP1 JP10

参照名とワイルドカード(*)を指定  ->  前方一致(指定文字から始まるすべての参照名を対象とする)
例)TP* JP*

無極性部品

抵抗、コンデンサ、コイルなどの極性のない部品の参照名を指定すると
1番と2番ピンが逆に接続している場合でも同一の接続と判断します。
参照名を半角スペース区切りで指定してください。

 

参照名を指定  ->  完全一致(数値部分含む参照名を対象とする)る)
例)C1 L10

参照名とワイルドカード(*)を指定  ->  前方一致(指定文字から始まるすべての参照名を対象とする)
例)R* RA* C*

優先参照名

比較オプションが「つながり」の場合に、優先してつながりを確認することが可能です。
ICやアレイ抵抗でピンスワップを行った場合の確認などに便利です。
優先したい参照名を半角スペース区切りで指定してください。
 

参照名を指定  ->  完全一致(数値部分含む参照名を対象とする)
例)IC1 U10 CN20

参照名とワイルドカード(*)を指定  ->  前方一致(指定文字から始まるすべての参照名を対象とする)
例)IC* U* CN*

照合結果の確認方法