プリント基板CAD : 各種便利機能

角処理

角処理についてご紹介します。
角処理とは面取りとも呼ばれることがあります。

接合しているラインの角や面の角を一括で「Cカット」「Rつけ」にて処理する機能です。
フットプリント作成時のシルクやPCB設計上のベタや配線の角を一括で処理する場合などに便利です。
対象オブジェクトは以下をご確認ください。

直交 Cカット Rつけ

 


角処理方法
角処理の方法をご紹介します。
(1) 【編集】
→【角処理】
を選択
(2) 接続点の設定を行う
(3) 接続したいオブジェクトをクリック
(4) もう一方の接続したいオブジェクトをクリック
  角処理が行われます。

 

  交差している場合は、角をトリミングします。
      

      

 

角処理の結果が複数ある場合は、spiceキーで切り替える事が可能です。

ケース1 ケース2 ケース3 ケース4

 

値の設定方法
Cカット = 2.54mmの場合 Rつけ = 2.54mmの場合

 

角処理の対象オブジェクト

角処理は以下のオブジェクトに対応しています。

塗りオブジェクト ライン・配線

・ベタ(動的ベタ・静的ベタ)
・デザインルール領域
・禁止領域
・カットアウト
・部品領域
・塗り図形

・ライン
・円弧
・配線
・角配線
※角配線のRつけは対象外