導入事例「株式会社アイザシステムズ」

QuadceptにEDA業界のChatGPTと並ぶ、
業界革新を感じた

  • 株式会社アイザシステムズ
  • 代表取締役 岩出 和也 様
    技術部 部長 廣居 祐太 様
株式会社アイザシステムズ
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QuadceptにEDA業界のChatGPTと並ぶ、業界革新を感じた

Product / Service -
Circuit Designer PCB Designer Quadcept Force CCM

理想を求めて、つねに『最新』 つねに『探求』

回路設計・ソフトウェア開発の設計開発・製造を請け負うスタートアップ企業、アイザシステムズ。IoT機器やモータードライバ、バッテリマネジメントシステムなどを受託している。要望や仕様の中から本質を掴む『高いコミュニケーション能力』とそれを実現する確かな『技術力』が評判だ。

従来の受託開発は成果物が図面やソースコードのみであり、細かな仕様がわかりにくいブラックボックスとなっていた。しかし、アイザシステムズは細かな仕様を記載した制御仕様書を丁寧に作成することで、他社との差別化を図っている。

差別化の秘訣は、最新ツールを使用した業務効率化だ。最新ツールの導入により作業時間が短縮され、受託費用の削減や資料作成に充てることができる。その結果、お客様とのWin-Winな関係を築くこともできる。これらの実績を踏まえ、柔軟に最新技術やツールを導入する文化が定着した。

株式会社アイザシステムズ

根本改善に必要なのは、先読みと探求心

設計細部に宿るこだわりは、知識や経験の深さが伺える。岩出氏が追想しながら語った。

岩出 氏:

過去、仕様に合う設計を納得のいくまで試行錯誤した際、改版や試作にかかった膨大な費用や時間に責任を感じ、落ち込んでしまうときもありました。でも、それだけでは終わらせたくない!1つの失敗から10の経験や学びに変えるつもりで、失敗の原因となりえる「本質」をさらに探求しなければなりません。

例えば、仕様を満たせない部品選定、信号の浮き、接続ミス、終端処理の間違い、パターン面におけるクロストークノイズやパターンの細かさによる電流容量不足など、これらの一つ一つの些細なミスが基板設計のミスに繋がります。回路図設計の段階で、緻密なまでに熟考することで、基板改版につながるようなミスを避ける必要があります。

さらに、スムーズに設計するには、奥深い設計知識や経験に基づく繊細な配慮だけでなく、電子CADの動作を理解し、身体の一部のように自由自在に扱えるようになるまでが、設計者としての手腕だと思っています。

株式会社アイザシステムズ 代表取締役 岩出 和也 様

Quadceptの選定理由

業界に新しい風を取り入れるビジネスモデルに共感

廣居 氏:

スタートアップ企業であることから、ライセンス運用や料金形態のビジネスモデルが自社のフェーズとあっていると感じました。そして、先回りしたサポート対応や機能改善のスピード感から、サポートの丁寧な対応を実感できました。

1.費用対効果

既存のCADは年単位の導入費用や、USBドングル認証などの運用の不便さがありましたが、Quadceptは月単位で低価格なフローティングライセンスだったため、利便性の高いシステムを構築できました。低価格ながら、他社の何百万円もするCADと同等の機能を備えており、コストパフォーマンスが非常に高い電子CADだと感じております。

2.ユーザーファーストな国産CAD

Quadceptはフォーラムやサポート対応が早くて、安心できました。海外大手のCADだとサポート等が不十分なことが多いですが、Quadceptは国産であるため、そのような心配がありませんでした。今後も電子CADの機能向上に期待しています。

3.最新技術を取り入れる柔軟な社風

最新技術やツールには、業務改善できる機能が搭載されていることが多いです。例えば、古い測定器はデータのやり取りにフロッピーディスクを使うため、データ互換のために不要な手間が必要になります。また、意図しない波形となった場合には再測定をしないと行けません。

しかし、Tektronixの最新測定器を使えば、データ互換も簡単で、測定箇所を間違えたとしてもPC内で測定場所を変えて測定波形を確認できるため、業務効率化が実現できます。業界的にレガシーな開発ツールや測定器などを使い続けることが多いですが、当社ではChatGPT、最新オシロスコープやQuadceptなどの最新技術を柔軟に取り入れるようにしています。

そして、Quadcept が提供するデータ管理システム「Quadcept Force」の概要説明を受けたとき、業務の一歩先まで先読みした構想に「ChatGPT」と並ぶ衝撃を受けましたね。生産性の向上と設計サイクルの短縮などの大幅な業務効率化を実現できそうだと感じました。Quadcept と Force が浸透したとき、国内ユーザーがもっと増えて、Quadceptの委託業務がもっと増えていくのではないかと期待しております。

Quadceptの導入効果

充実した機能と作業速度による業務効率化を実感

廣居 氏:

私はモーター制御ユニットやその試験治具ユニット、電源電圧制御ユニットなど、主にマイコンを使用した組み込み機器の回路設計を設計していますが、Quadceptの機能不足を感じることはありませんでした。

Quadceptを触ってみて一番最初に感じたのは「作業効率の良さ」です。ノートPCを使って設計しましたが、デスクトップPCで使っていた従来のCADよりも軽快に作図が行えました。そして、電気評価を実施する前にターゲット値を算出できたり、波形解析結果をプロジェクトデータ内に内包できるため、客先との資料共有は簡潔になりました。

株式会社アイザシステムズ 技術部 部長 廣居 祐太 様

エンジニアがしっかり稼げる会社を創る

「大手が欲しがる優秀な人材」がそろっているといわれるが、岩出氏のやりたいことはまだ一歩を踏み出したばかりだ。優秀な技術者を目指すだけでなく、自らがしっかり稼げる人材として成長できる場を提供する。大きな組織では、技術者は一部の業務を担うことが多かった。しかし、昨今のIOT(Internet of Things:モノのインターネット)の社会では、実際にモノを動かし、リアルな社会生活の課題を解決する必要があります。より多角的な視点を持ち、提案からコーディングまで一気通貫のモノづくりができるエンジニアへと成長するため、高い技術力と適応能力を養っていただきます。

エンジニアファーストの職場環境で一緒に働こう!

株式会社アイザシステムズの採用情報

株式会社アイザシステムズでは、回路設計や組込みソフトウェア開発の人材を募集中。回路設計、プリント基板設計の高齢化が進んでいると言われていますが、若い世代にもっと興味を持ってもらえるように、私たちは社員のやりがいを最優先に考え、従業員の満足度を高めていきたいと思います。
当社では、やりがいやストレスフリーな環境で成長することができます。
ぜひ一緒に働きましょう!

株式会社アイザシステムズ 採用ページ

会社概要

社名 株式会社アイザシステムズ
代表取締役社長 岩出 和也
所在地 〒650-0044
神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 神戸市産業振興センター7階
創業 2020年1月
設立 2021年1月
Web https://www.iza-systems.com